
もくじ
転職サイトを使うメリットを理解する
実際に転職するときに、満足いく転職を成功させた人ほど転職サイトを利用しています。転職サイトを使うメリットは様々ありますが、エンジニアが使うメリットは煩わしい作業のほとんどを代行してくれるところにあります。 例えば、自ら年収交渉や就業条件(残業時間など)を交渉するのは現実的ではありません。ただ、転職サイトであればこうした交渉を全て代行してくれます。 もちろん面接や試験に行くのはあなたなので、面接試験対策を打つ必要があります。しかし、事前情報を元に転職エージェントがサポートしてくれることで転職成功しやすくなります。 ただし、転職サイトの活用方法を間違えると、そのメリットを享受できなくなります。以下に、どうしたら転職サイト・転職エージェントのメリットを活かせるか、その方法について解説します。複数の転職サイトに登録するのが成功への近道
転職サイトを使うときに、より転職成功させやすい方法は、どのようなことがあるのでしょうか。第一に挙げられるのは、複数の転職サイトを利用することです。 転職サイトは、一つのサイトで全ての求人を網羅しているわけではありません。 企業が採用活動を行うのには費用が限られているので、より効果的な転職サイトに求人を出します。転職エージェントごとに得意分野がありますし、対象としている都道府県も違うからです。そのため、網羅的に求人を探すには複数の転職サイトへ登録が必須です。 また1社だけに登録した場合だと、満足いく求人を得られないときに、ほかに手を打ちようがありません。 例えば私が転職したとき、「大手総合転職サイト」「技術系特化転職サイト」「中堅総合転職サイト」の3社を使いました。そのうち、大手総合転職サイトと技術系特化転職サイトからは、魅力的な求人を複数提示してもらい、実際10数社受けました。 このとき中堅総合転職サイトからも何件か紹介してもらったものの、全てがこちらの要望に合わず応募しませんでした。なお、最終的に転職したのは技術系特化転職サイトに紹介してもらった求人案件です。 このとき中堅総合転職サイトだけ登録していたら、転職成功できませんでした。1社のみを使ったとき、担当者と相性が合わなければ良い求人を紹介してもらえないため、リスクを分散するためにも複数サイトを利用しましょう。 もちろん複数転職サイトを使うことで、あなたが負わなければならないペナルティはありません。利用料は無料で、紹介してもらった求人に合格したからといって必ず入社しないといけないわけでもありません。断っても全く問題ないです。 以下はエンジニア専門の転職エージェントで知られるメイテックネクストですが、ここにも利用はすべて無料と記されています。
一つの転職サイトを使い、転職エージェントの言いなりになるのはダメ
なお、何にでもいえることですが選択肢が一つしかないと、良し悪しの区別ができません。あなたが仕事で何か発注するときは、相見積もりが必須だと思います。同様に転職エージェントサービスも複数社利用して、比較しながら使いましょう。 また、転職エージェントもボランティアではなく、仕事で職業斡旋をしています。彼らの給与の源泉は、あなたを企業に入社させたことによって企業から支払われる報酬です。この額は、あなたの年収額の2~3割です。 そのため転職サイトの担当者によっては、あなたがいまいち納得できていない求人で内定をもらったとしても、早く入社を決めるように強く促してきます。 実際私が転職したときも、最初に内定が出た送電線などの電気工事会社を最後まで推されました。ただ、私は電験2種の資格を活かしたいと考えていました。下の写真のような送電線の工事では活かせるとは考えにくく、不満を転職エージェントに伝えていたにも関わらず、執拗に勧められたのを覚えています。
難易度の高い資格を活用する求人は転職エージェントが必須
また、中には高度な資格を保有した状態での転職を考える人もたくさんいます。 電気主任技術者試験や技術士資格など、難易度の高い資格を持っているなら、それらを活かして有利な条件で転職したいと考えるのは自然な考え方です。私が転職したときは、難関といわれる「第2種電気主任技術者試験(電験2種)」の資格を活かしたいと考えて求人を探しました。
非公開求人は転職エージェントに存在する
また、転職サイトを使うと成功しやすいのは、非公開求人を紹介してもらえることも大きいです。 転職エージェントにあなたの要望(希望年収、勤務地、待遇など)の詳細を伝えておくと、それに合致した非公開求人を紹介してくれます。 非公開求人とは、転職エージェントを介してのみ知ることのできる求人です。求人を非公開にするのは、「経営戦略に直結する」「人気企業で公開すると応募が殺到する」など、理由は様々です。例えば大手総合転職サイトのマイナビエージェントでは、下図のように扱っている求人の8割が非公開求人であると謳っています。
転職サイトの特徴と活用方法
では、登録転職サイトはどのように選べばよいのでしょうか。転職サイトは大小たくさんあり、特に初めて転職するときは、どれを選んだらよいかわからないと思います。 転職サイトを選ぶときに、特に注目すべき特徴は下記のとおりです。総合型・特化型に分かれる
まず、総合転職サイトなのか、技術系特化転職サイトなのかで分けることができます。それぞれの特徴は、下表のとおりです。| 総合転職サイト | 技術系特化転職サイト | |
|---|---|---|
| 求人数 | 多い | 少ない |
| 求人の技術的難易度 | 幅広い | 難易度が高いものが多い |
| 提示年収 | 幅広い | 高めが多い |
| 転職エージェント | 技術系経験者は少ない | 技術系経験者は多い |
対象地域(全国・都市部)、対象年齢を確認する
転職サイトが扱っている求人の対象地域も、それぞれ強みと弱みがあります。全国を対象にしている転職サイトのほか、都市圏(首都圏、関西圏、中京圏)の求人を扱っている転職サイトがあります。 また、転職エージェントサービスを受けることができる対象を「都市圏のみ」に限っている転職サイトがあります。これには、UZUZやマイナビエージェントが該当します。 あなたが九州や東北に住んでいるとしたら、このような転職サイトを使っても転職が成功する確率は上がりません。自分の住んでいる地域が、転職サイトのサービスの対象になるか十分に確認しましょう。 さらに、転職サイトによっては年齢による制限を設けている場合があります。事実として、40代以上の転職は難しくなります。転職エージェントも早く結果がほしいので、転職しやすい30代以下を対象としたがります。 あなたが40代以上だったとして、30代以下を対象としている転職サイトに登録しても無駄になります。あなたの年齢が転職サイトの対象になっているか、あわせて確認して利用しましょう。退職支援などの付帯サービス
どの転職サイトも、あなたが転職を成功させるために様々なサービスを行っています。主なものを挙げると、下記のとおりです。- 履歴書・職務経歴書添削・指導
- 面接対策事前指導
- 面接・試験の日程調整
- 年収交渉など


転職サイトの特徴に合わない条件で転職活動するはダメ
なお、当然ながら希望する求人を扱っていない転職サイトを使っても失敗します。 例えば、あなたが50代だとして、30代以下を対象とする転職サイトを使っても無駄です。また、都市圏の求人を多く扱っているのに、地方の求人を求めても紹介してもらえる求人はありません。 条件が違う場合、登録しても転職エージェント側に相手にされない可能性が高いです。上で述べたように、あなたが企業に入社することで転職エージェントは成果報酬を受け取ることになります。あなたが対象の求人条件に合致していなければ、放置されるのは当然です。 あなたの条件にあった転職サイトで、転職活動を勧めましょう。口コミ・評判の良い転職サイトを選択・活用する
技術者が転職するとき、転職サイトを使うことで多くの人が成功を勝ち取っています。転職サイトなしに、年収や待遇などで満足する転職を実現することは難しいです。 しかし転職エージェントにはそれぞれの特徴があり、これらを理解して転職活動を進める必要があります。そこで技術者が利用できる転職サイトの中でも、特に口コミや評判が良い転職サイトは以下の5つがあります。- doda
- メイテックネクスト
- UZUZ
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
・メイテックネクスト
製造業の技術職を専門に扱う転職サイトが、メイテックネクストです。わずかながら、エネルギーやプラントエンジニアリングなどの技術職求人もあります。
職種については、メイテックネクストだと開発研究・機械設計のような難易度が高く、提示年収額も高額となり、技術職らしい求人が多数あります。
また転職活動の支援をしてくれるメイテックネクストは、ほかの転職サイトとは違い、エンジニア経験者やメーカー経験者が多数在籍しています。技術者の気持ちを理解してくれた上でサポートしてくれる、珍しい転職エージェントです。









技術者が転職するとき、多くの人が転職サイトを利用します。これは、それだけ良い条件で転職できるからです。
企業への履歴書・職務経歴書の送付やアポ取り、年収交渉など、面倒な仕事は全て転職エージェントが代行してくれます。これらを自分だけで行うのは現実的ではないですが、転職エージェントであればプロがしてくれます。
しかし、転職サイトは「対象地域」「対象年齢」「得意な分野(技術全般、製造業の技術・工場など)」で違いがあります。転職を成功させるには、これらの特徴を理解した上で進めなければいけません。
以下では、それぞれの転職サイトについて詳述しています。これらを理解することで、転職での失敗を防ぐことができます。









