※dodaのプロモーションを含みます

多くのエンジニアが転職する際には、転職サイトに登録し転職エージェントのサービスを受けています。doda(デューダ)は転職サイトの中でも、大手総合転職サイトと呼ばれる転職サイトです。

大手といわれるだけあって、dodaが扱う求人数は人材紹介業界でもトップクラスです。また求職者に提供するサービスも転職エージェント以外でさまざまあり、あまりに多すぎて何から利用したらよいか迷ってしまうほどです。

これらのサービスを使って、納得できる転職を成功させるにはコツがあります。優れた求人を見つけ出し希望を叶えるためには、dodaの特徴について十分に理解してサービスを使うことが重要です。

ここでは、dodaの評判・口コミについて、サイトの使い方や私の実経験も含めて解説します。

※dodaのプロモーションを含みます

もくじ

全国・全年齢対象の大手総合転職サイトで登録して間違いがない

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する大手総合転職サイトです。扱っている求人は全国に渡り、求人数も10万件を超えて業界トップクラスです。さらに、第二新卒や30代以下の若年層に対象年齢を絞る転職サイトが多い中で、dodaは全年齢に向けて求人紹介を行っています。40代以上の転職には、絶対に外すことのできない転職サイトです。

転職活動で使うことの多い「履歴書・職務経歴書添削」「面接サポート」「年収・待遇交渉」なども一通り用意されています。私が利用した経験からも、dodaの転職エージェントは転職に関して「無難に何でもこなす印象」を受けました。dodaで広く一般的な求人を集めつつ、エンジニアに特化した転職サイトでも求人を探すという使い方が適当です

転職エージェントの事業も長く実績がある

dodaが転職支援としてのエージェントサービスを始めたのは古く、その間に蓄積されたノウハウがあり的確なアドバイスをくれます

私は、新卒で鉄道会社に電気の技術職として就職しました。鉄道会社には13年勤めて、電気設備の保全・設計・工事などを担当しました。

そして、大きなプロジェクトを完遂したこともあり、新しい分野へ挑戦したいと思うようになり転職を決意しました。私の実際の転職活動期間を、下図に示します。

私は鉄道会社を退職したあとに、本格的に転職活動を始めるために転職サイトに登録しました。そのとき、わけも分からず登録したのがdodaで、電話面談で丁寧にアドバイスをくれたのを覚えています。具体的には、以下のようなアドバイスをもらいました。

私)今(4月)は石川県に住んでいるが、5月以降地元の山口県に引っ越すので、山口県か通える範囲の隣県で求人を探したい。

エ)問題ない。対象となる求人はある。

私)いま無職だが、半年後の資格試験受けて合格してから本格的に転職活動に向けて動きたい。

エ)特段理由がない限りブランクが3ヶ月を超えると途端に内定率が落ちるので、今すぐ転職活動を始めるべきだ。それにあなたが受けようとしている資格(高度情報試験)は、合格してもあなたが希望する地域(山口)では募集がない。→時期を早めることにした。

私)システム系の仕事に興味がある。転職することは可能か。

エ)システム系の求人は実務未経験だと30歳を超えると無くなる。あなたの年齢(33歳)だと、コーディングなどの実務をするには少し遅いのでおすすめできない。どうしてもというのなら技術営業職ならあるので、それを目指してはどうか。→システム系ではなく電力系で探すことにした。

※ エ):転職エージェント

このように私の年齢や経験を踏まえてきちんと導いてくれたお陰で、無事転職に成功することができました。

紹介してくれる求人も、私の技術職としての経歴を踏まえて提案してくれる案件が多く、総じて満足できるものでした。一つ難点をいうならば、転職エージェントが技術職出身ではなかったので教科書的な仕事の内容は知っていても、現場の泥臭い話は経験がないために情報として持っていなかったことです。

例えば、私は下の写真のように鉄塔にはしごを掛けて仕事をする会社をしきりに推されました。

このような会社の業態は分類上「電気工事」の仕事になりますが、現場の実態は「電気土木」と揶揄されるように電気の知識はあまり使いません。私は、「電気の知識」が活かせる仕事がしたかったので何度も断りました。しかし転職エージェントは腑に落ちない様子だったのを覚えています。

こういう事態は総合転職サイトで、転職エージェントが技術職出身ではない限り仕方のないことでもあります。ほかの転職サイトでも、技術職経験のない転職エージェントは同様でした。

このとき転職エージェントの気迫に負けて内定を受諾すると、不幸な転職になる確率が高いです。大手転職サイトの転職エージェントといえども、仕事の内容を現場レベルで熟知しているわけではないので、違和感を覚えたら徹底して断ることが満足の行く転職を成功させる秘訣です。

さまざまな支援サービスがありサポートも手厚い

dodaが提供しているサービスは、そのほかにもたくさんあります。下の図の「転職フェア」もその一つです。あなたも電車の吊り広告などで見たことがあるのではないでしょうか。

そのほかにも、一度作成した履歴書や職務経歴書を添削してもらえるサービスもあります。転職エージェントは、これまでに何件もの求職者の履歴書や職務経歴書を見てきています。つまり、「受かる書類」と「落ちる書類」の両方の事例をたくさん見て来ているということです。

そこで転職エージェントの添削サービスを受ければ、「受かる書類」になるように添削してもらえる可能性が高いです。つまり、書類選考を通る確率が上がります。これは一度実施しておけば、そのあとしばらくは使えるので転職活動の初期段階で受けておくと良いです。

なお、dodaではWEBにさまざまな業種・職種のサンプルが登録してあります。これらを土台に自分の履歴書・職務経歴書を作って、添削サービスを受けるとスムーズです。また、履歴書・職務経歴書のサンプルを用意していない転職サイトを使うときも、一度作った書類は使い回せます。

このようなサービスを転職エージェントサービスと合わせて使うことで、転職成功しやすくなります。

dodaの転職エージェントサービスの使い方

それでは、実際にdodaで転職エージェントサービスを使う手順について記載します。

1.公式サイトから登録してキャリアカウンセリングを受ける

WEB登録は必ず公式サイトから行いましょう。WEB登録は、氏名・生年月日や連絡先などを入力するだけで、項目は少ないです。登録が済むと、次は担当者(キャリアアドバイザーまたはキャリアコンサルタント)との面談(キャリアカウンセリング)です。面談の日程を決めたいという電話がかかってくるので、都合の良い日に面談を行います。

面談は直接会って実施するほか、電話で行うことも可能です。直接会って実施するときは、全国10都市(東京、横浜、札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡)の拠点まで出向く必要があります。面談可能場所が近い場合や、近くまで出かける用事があって寄れるなら顔を合わせておくと良いでしょう。

しかし、無理にでも会わないといけないわけではありません。電話面談を実施し、そのあとのコミュニケーションは電話とメールで行うことでも転職活動は成功できます。実際に私は電話とメールのみで転職成功していますので、心配はいりません。

ただし直接会って話をするときと違って、電話やメールだと顔つきや仕草で伝わるような微妙な機微は伝わりません。「転職エージェントが察してくれるということはない」と自覚しましょう。つまり、自分の希望や要望は誤解を生まない表現ではっきりと伝える必要があります。コミュニケーションをしっかり取れていれば、電話面談だけでも転職活動に支障ありません

2.求人紹介を受けるときはスカウトサービスもあわせて利用する

キャリアカウンセリングが終わると、すぐに求人を紹介されます。登録したメールアドレスに連絡があると同時に、下の図のようにマイページにログインすると「紹介求人」の項目があり、紹介された求人情報が登録されます。ちなみに私は現在サービス停止中なので、紹介数は「0」になっています。

転職エージェントからの紹介は、WEB上に公開されている求人だけでなく非公開求人の中からもあなたの希望に合うものを紹介してくれます。dodaは公開求人と非公開求人の割合を公開していませんが、ほかの大手総合転職サイトでは8割近くが非公開求人としているものもあります。dodaでも相当数の非公開求人があると考えられ、この非公開求人を紹介してもらうことでより満足いく転職が可能です。

また図の下線部にあるように、「スカウトサービス」を使うとより多くの求人を手に入れることができます。スカウトサービスとは、あなたの履歴書や職務経歴書を、dodaを利用する企業に対して公開することで企業からあなたに直接求人オファーが届くようにする仕組みです。

在職中に転職活動をするときなど、今勤めている企業に転職活動していることを知られたくないときはどうすればよいのでしょうか。そのようなときは、履歴書・職務経歴書を公開する対象から特定の企業を外すことで、当該の企業からのオファーは来なくなります。これもマイページから簡単に設定できます。

これらの方法を活用して求人情報に数多く触れて検討することで、入社後のミスマッチなどの転職の失敗を防ぐことができます。

3.希望の会社に転職エージェントを通して応募する

紹介された会社には、転職エージェントを介してエントリーすることができます。転職エージェントを通すことで、企業への応募、面接日程の調整、年収や待遇の交渉など煩わしかったり言いにくかったりすることを代行してくれます

特に仕事を続けながら転職活動をする場合、おおっぴらに進めるわけにはいかず時間を工面するのに苦労すると思います。少ない時間をやりくりしながら転職活動を進めていくなかで、転職エージェントに煩わしい作業を代行してもらうことで、あなたは企業研究や模擬面接などの面接対策に十分に時間を当てることができます。

あなたがこれらのサービスを受けるに当たって、転職エージェントに支払わなければならない料金はありません。全て無料でサービスを受けることができます。しかし、気後れすることはありません。実は、転職エージェントは企業から報酬をもらっているのです。

転職エージェントが企業からもらう報酬は、あなたが企業から提示を受けた年収の2~3割といわれています。相当額を報酬として受け取っていることが想像できると思います。そのため、担当者の電話やメールで遠慮することはありません。使い倒して全く問題ないのです。

転職エージェントとの相性は運次第であり、複数サイトを利用してリスクヘッジすること

転職サイトdodaを利用した転職活動は以上のように進めますが、相性のいい転職エージェントに当たるかどうかは運次第です。dodaの転職エージェントは粒ぞろいで、能力的には誰に当たっても問題なく転職できます。しかし、あなたと相性が合うかどうかは、実際に担当になってみるまでわからないのです。

さらに相性のいい転職エージェントに当たったとしても、その転職エージェントが退職して担当を外れ、ひどい担当者に当たることもあります。私の友人が転職したときには、以下のようなことがあったと教えてくれました。

転職サイトは5社に登録して、その全てで転職エージェントサービスに申し込んだ。その中でもある大手総合転職サイトの転職エージェントと一番相性が良く、その転職エージェントの求人紹介で転職するつもりだった。

ところが、一番相性が良かった転職エージェントが担当になって1ヶ月と少し経ったときに退職してしまった。次の担当者は、前任者ほどに相性が良くなかった。結局、違う転職サイトを通して転職した。

このようなことは、あなたに原因があるわけではなく避けようがないことです。転職サイトを1社しか利用していなくて相性の悪い転職エージェントに当たると、転職活動そのもの進捗に遅れなどの悪影響がでます。複数社を使っていれば、すぐに違う転職サイトに乗り換えて転職活動を継続できます

なお、dodaの転職エージェントサービスの停止や退会は、マイページの「登録情報設定」かエージェントに電話連絡することで簡単にできます。下の図はエージェントサービスの停止設定画面です。すでに利用を停止しているので停止中になっています。

また、再開するときは右隣の「利用再開」ボタンをクリックすることで、利用再開も簡単にできます。

そして、下の図は退会手続きのボタンです。上の利用停止と同じようにマイページの「登録情報設定」から設定できます。

このようにdodaのサービス利用停止を行うと、毎日数十件も来ていたメールも全く来なくなります。私がサービスを停止したとき、煩わしいメールが続くのではないかと思っていたところ、そのようなことは全くなかったので、心配は必要ありません。

dodaで優れた求人に応募し転職を実現する

dodaは、国内でも有数の大手総合転職サイトです。人材紹介を事業としてから長い実績があり、転職エージェントは粒ぞろいで当たり外れが少ない転職サイトです。また、求人の取扱範囲は全国規模であり、年齢も制限がありません。複数の転職サイトを使うことが基本である中で、dodaを基準にして特色のある転職サイトを選ぶと良いでしょう。

dodaが提供するサービスは、大手だけあってさまざまあります。その中でも、履歴書・職務経歴書を作りブラッシュアップするサービスは有用なので、積極的に活用することで転職成功しやすくなります。

転職エージェントサービスに登録すると面談(キャリアカウンセリング)行うことになります。dodaは全国10拠点で面談を行っていますが、その拠点にも行きにくい人は電話で面談を行います。電話面談でも、転職エージェントとコミュニケーションを密に取ることによって転職で成功することは可能です。このとき曖昧な表現を用いるのではなく、はっきりと確実に伝えることで希望に沿った求人を紹介されやすくなります。

dodaのサービスは、広く万人向けに作られており平均点は高いものの尖ったサービスはありません。しかし、dodaが持つ求人の多さは何も代えがたい魅力です。これらのdodaの評判・口コミと特徴を理解した上で、優れた求人に出会い転職を成功させましょう。

※dodaのプロモーションを含みます